非常食で使われるレトルト、缶詰などの食品にはそれぞれ賞味期限が設定されています。その期限を過ぎても食べれるのでしょうか? 結論から言いますと完全未開封、外装の破損がなければ中身は腐ることもなく、食することが出来ます。 【消費期限】は既定の保存方法で保管されている限り腐敗やそのほか品質の劣化に伴い安全性を欠くおそれがないと認められる期限を示す年月日のことです。つまり、「この日までなら安全に食べられるという期限」です。 賞味期限が表示されている食品は、品質の劣化が急速に進む食品です。たとえば、弁当や調理パン、総菜、生菓子、食肉などが挙げられます。賞味期限が過ぎた食品については食べないようにしてください。 農林水産省のHPには以下の定義が記載されています。 消費期限:袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。 賞味期限:袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています。 ※上記イラストは農林水産省のHPより抜粋 話を戻しますと、”消費期限”は完全未開封、外装の破損がなければ食べられるということです。
また、消費期限には安全係数が掛けられており、約0.8を最大の消費期限に掛けて表示しております。 よって、1095日(3年)の保存食は1368日(約3年9ヶ月)保管可能ということになります。 早めに消費するには限りますので、ローリングストック法を採用し保管することをお勧めします。
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